バストが垂れる原因にはさまざまな要因があります。以下に主な原因とその対策をまとめました。
激しい運動
クーパー靭帯は非常に繊細で、激しい運動や揺れによって伸びたり切れたりする可能性が高くなります。20代でも影響が出るため、日常生活での負担を減らすことが重要です。
対策
お胸の上下の揺れや衝撃から守るために、お胸をしっかりサポートしてくれる
スポーツ専用ブラを着用。モデルさんの中では、お胸の揺れを防ぐためにサラシを巻いて揺らせないように対策をとる方もいます。
加齢による胸の筋力低下
年齢とともに筋肉や筋力が衰え、バストを支える大胸筋も弱まってきます。その結果、クーパー靭帯に負担がかかり、伸びたり切れたりしやすくなります。
対策
①お胸の前に手の平を合わせて、左右で力を押し合えながら合掌する。
②手首を肘の高さまで上げて、肘を一直線にキープする。
③20秒〜60秒キープし、できる人は3セット繰り返す。
※注意
猫背の原因になるため、肩の力は抜きましょう。
しっかり深呼吸しながら行いましょう。綺麗な姿勢を保つことで、大胸筋も鍛えられ、お胸のバストアップへつながるでしょう。
身体に合っていないブラジャーを身につけている
身体に合っていないブラジャーを着用すると、バストが揺れてクーパー靭帯に負担がかかり、垂れやすくなります。
対策
また、ボディーメイク（正しく正しい位置へ、お胸をブラジャーへ運ぶ）を学ぶと良いでしょう。
綺麗なお胸の形がキープできるため、下着屋さんで教えてもらうのも一つです。
ブラジャーを着けない
ブラジャーを着けないと、日常の動きや就寝時に体勢移動のたびにバストが流れ、重力によってクーパー靭帯に負担がかかります。
対策
下着屋さんでサイズを測り、正しいブラジャーの付け方を覚えることで、正しいお胸の位置がキープできます。
就寝時はお胸を支えてくれるナイトブラなどを身につけ、就寝時もお胸をしっかり支えサポートしましょう。
間違ったマッサージ
クーパー靭帯はとても繊細なため、間違ったマッサージをするとダメージを与えかねません。
対策
崩れた姿勢
姿勢が悪いと、クーパー靭帯へ影響を及ぼします。
猫背や前かがみなど、長時間同じ姿勢が続くと、身体の姿勢だけでなく、人体の歪みにも影響が出るため気をつけましょう。
対策
正しい姿勢を意識をすることで、胸筋にも刺激が与えられます。綺麗なバストの位置をキープできるようにしましょう。
妊娠・出産を経験している
妊娠・出産は女性の体に大きな変化をもたらします。授乳期には乳腺が発達し、クーパー靭帯に負担がかかります。
対策
マタニティーブラは、お胸がどんどん大きくなったり、お胸が張ったりした時でも
対応できる作りになっているものが多いため、その都度買い直す心配もないでしょう。
おわりに
バストが垂れてしまう原因は多岐にわたりますが、日頃から姿勢や運動、適切な下着の着用、筋トレを意識することが非常に重要です。体型やホルモンバランスの変化にも対応し、自分の体の状態を常に把握することが、美しいバストを保つ鍵となります。
また、妊娠・出産といったライフステージの変化でもバストに大きな影響があります。日常生活で重力がかかるため、放っておくと垂れやすくなるので、しっかりとサポートしてくれるブラジャーの着用や筋トレ、正しい姿勢を維持することが大切です。体型が変わることでバストの大きさも変化しますので、自分の体の変化に敏感であることが必要です。
